簡易PAシステムのススメ - 小規模PAシステム

簡易PAシステムのススメ

学校や施設・バーやカフェなど、ちょっとしたイベントを行う際に使用できる 小規模音響システムを提案 してみようと思います。

そもそも、PAとは "Public Address" の略で、日本語では公衆伝達 と言います。

広い会場や屋外で、声や楽器などが「生音」で対応しきれない場合、音響機材などのシステムでアシストしてあげるわけですが、そういった行為やシステム、また機材を操作するオペレーターさんや業者さんなどもPAと呼んだりします。

大掛かりなシステムの場合は、当然のことながら技術や経験・人材などが必要になりますから、その道のプロにお願いした方が安全ですが、ちょっとした小規模なシステムであればいまは可搬性やコストパフォーマンスに優れたセットがいろいろと出ていますので、個人で構築することもそう難しくないのです。

今回は、スタンダードなライブセットを例にとって、数十名規模のPAシステム構築の話をしてみようと思います。


上図は、小規模ライブのイメージです。

ボーカリスト・ギタリスト・ベーシスト・ドラマーの4人でバンドが構成されている設定としました。

次に、人物のシルエットを外して、機材だけで見てみるとこんな感じになります。




今回は小規模なライブという設定なのでドラムセットは生音で対応するとして、まずはボーカル用にマイクをセットしましょう。ギタリストやベーシストがハモリを歌いたい場合などは、それぞれマイクを追加で用意します。

次に、ギターアンプ・ベースアンプに向けてそれぞれに1本ずつマイクをセットしました。(これはアンプの大きさやライブの規模によっては不要かもしれませんね)

そして少し高度な接続となりますが、ボーカルの足元には楽器隊の演奏を聴き取やすくするためモニタースピーカーをセットしています。この規模では不要な場合も多いですが、この接続を理解しておくとさらに大きな規模・楽器編成のPAにも対応できたりします。


これらの 結線図 を見てみましょう。


今回ステージで使ったマイクはボーカル・ギターアンプ・ベースアンプの3箇所で、これに加え、ミキサー側で進行・アナウンス用のマイクを1本、演出に使用するCDプレーヤーを接続しました。


これらの音声入力がミキサーへとつながり、ミキサーの「メインアウト」からアンプへアンプから会場用のメインスピーカーへ接続となります。

(ボーカルの足下に置いたモニタースピーカーへは、ミキサーの「AUX(オグジュアリー)出力」を使用することで、各楽器の音を個別にモニタースピーカーに送ることができます)


さて・・・一気に話を進めましたが・・・・



ポイントとしては、こういう現場ではなにかと急な変更がつきものです。ミキサーは入力数に余裕がある方が良いということ。

また、個別に機材をチョイスしてシステム構築する場合は、接続ケーブルの形状、ケーブル長、アンプやスピーカーの出力など考慮する必要がありますが、そういったセッティングがあまり得意でない場合は、PAシステムが パッケージ化されたセット をチョイスすれば、より簡単にセットアップしたりもできます。

別の記事で、小中規模PAシステムの比較についてピックアップしたので、気になる方はのぞいてみてください。


→小中規模PAシステムの比較



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